大丸 下関店×トライアングル｜町のシンボル、唐戸市場に再び活気を！

大丸・松坂屋が取り組む地域共生を考えたプロジェクト「Think LOCAL」。今回の「買って、食べて、参加して！キャンペーン」では、コロナ禍によって大きな影響を受けた地元の施設や団体を応援するというものです。
山口エリアでは、年間約140万人が訪れる唐戸市場の飲食イベント「活きいき馬関街」に注目しました。

下関を代表する観光名所のひとつ、唐戸市場。
施設内には、仲買など漁業関係者だけでなく、農産物の直売所や個人店舗が並び、一般の方も自由に買い物ができるという、全国的にも珍しい形態の市場です。

そして、唐戸市場の人気を一層押し上げているのが、週末に行われる「活きいき馬関街」の飲食イベントです。
場内の23店舗が“海鮮屋台”を出店し、旬の魚介を使ったお寿司や揚げ物、汁物、丼など、新鮮魚介のグルメを提供。来場者は、市場の方とのおしゃべりを楽しみながら、各店舗を巡るという、他では体験できない特別企画です！
市場の活気をダイレクトに感じられる内容が多くの人の心を掴み、週末ごとに大きな賑わいを見せていました。

そんな唐戸市場も今年は、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けました。

３月６日からはイベントは全面休止。
もちろん、大きな来客が見込めたGWの営業はなし。
５月26日より再開したものの、出店するリスクは大きく、当時の参加店舗は１店舗のみでした。
徐々に参加店舗が増え、７月からは「活きいき馬関街」全店舗による再開を果たしましたが、それでも現在の来場者状況は昨年の５〜６割程度に留まっています。

来場者減少の一因としては、これまで「活きいき馬関街」の来場割合を大きく占めていたのが、県外からの旅行者、そして韓国や中国とした海外からのツアー客だったこと。
特に海外からの来場者は現在、ほぼ皆無といって過言ではない状況だそうです。

「うちの施設は個人業者さんが大多数なので、来客が見込めなくても店を開けておかないと、商売が成り立たないという人がほとんど。こんな時だからこそ、団結を高めて続けていますが、ただ来客数が回復すればよいという訳ではありません。活きいき馬関街は“ふれあい”を楽しむイベントなだけに、地方や海外など多エリアからの来場者と接することは、出店者側も感染に対する恐怖は拭えない部分もあります。」と、唐戸市場漁業者連合協同組合事務局の宮崎さんは話されます。

現在は、安全に安心して楽しめるよう、感染予防策を徹底しながら、「活きいき馬関街」を開催中です。
ただし、これまでは場内で購入した商品が味わえるよう、食事スペースを提供していましたが、衛生面での問題を考え、現状ではテーブルは設置していません。外の芝生広場か、お持ち帰りで楽しんでいただく形になっています。
今後の開催についても、生ものの取扱いが多い企画だけに、衛生面の強化が求められることは必須です。

新型コロナウイルスの感染予防対策は必須ですが、どうしても各店舗に設備・備品等の費用負担が生じていました。
大丸・松坂屋の今回の取り組みは、我々にとってさらなる励みです。出店者一同、団結力をより高め、皆様に一層愛される場所が提供できるようにしていきます。

場内入口付近のアルコール消毒液の設置、駐車場やトイレなどの共有設備の頻繁な消毒、来客対応時の手袋の着用、換気扇や扇風機によるこまめな換気など、今後もより感染リスクが低減する環境づくりに活用する予定です。

日本の各地に店舗を構えている大丸・松坂屋が、それぞれの地域の街や人々の課題をお客様と一緒に考え、応援していく社会貢献への取組みです。

2020年9月2日（水）～9月29日（火）の期間中、Think LOCAL特設サイトでは「買って、食べて、参加して！キャンペーン」を展開。全国各地の名産・名品を大丸松坂屋オンラインショッピングで（一部は店頭でも）販売します。また、9月16日（水）～9月29日（火）は各地域の支援先をお客様ご自身で選んでチャリティできるコンテンツも用意。皆様からのご参加、お待ちしております。

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