中華そば(蛤×鰹) ¥850
[リポート]
蛤×鰹のWスープの
旨みがハンパなかった
2023年1月20日にOPENした「はま里」。
蛤(ハマグリ)出汁を巧みに使った進化系中華そばが楽しめるお店が登場しました。はてさて、どんな味わいなのか…早速突撃させて頂きました。
言葉で聞くだけで既にもう美味しい、「蛤(ハマグリ)出汁」を使った中華そば。
山口県ではまだまだ希少な貝出汁ラーメンですが、あの高級な“ハマグリ”を使うとは!
お店の名は「はま里」。
周南市の新南陽駅前にほど近い場所にあります。
店内の様子はこんな感じです↓
キッチンを囲うように作られたカウンター7席と、テーブル席8名分があります。
主なメニューは3種。
・中華そば(蛤×鰹) ¥850
・蛤そば-塩- ¥950
・豚骨らぁ麺(豚骨×鰹) ¥880
どれも気になる個性派ばかりですが、本日は一番の看板メニューというべき「中華そば」をセレクト。
改めて声を大にして言いますが、こちらの中華そばは一般的な中華そばとは違います。
蛤出汁と鰹出汁のWスープです!
蛤出汁には、国産の九十九里・桑名産のみを使用。鰹出汁には、燻しの香りたつ荒本節と道南産昆布で丁寧に引いたものを日々作られています。
そんな2つの特製出汁にさらに合わさるのが、木桶仕込みの醤油など数種の醤油に、貝柱や昆布を漬け込んだこだわりの醤油タレ!
そばの仕上げには、貝を低温で長時間炊き上げ、香りを抽出した自家製貝油が加えられます。
“どれだけ旨みを重ねていくの~!?”と驚くばかりですが、大切なのはそのバランスとのこと。かなり試行を重ねて配合し、この1杯を生み出したそうです。
では、いただいてみましょう。
一口スープをすすれば、もう納得です。
蛤の出汁、鰹の和風出汁、どちらの旨みもそれぞれ認識できるのですが、一体化して届く旨みは初めて体感するもの。旨み同士が仲良く手を携えて口の中に広がります。
麺は北海道産小麦の全粒粉を練りこんだ特注のストレート麺。スープの旨みと香りが麺1本1本にしっかり絡んでいきます。
そして、さらに嬉しいポイントが2種のチャーシュー!(見た目にも美しい!)真空低温調理でじっくり作られた豚肩ロースと鶏むね肉がそれぞれ入っていて、どちらもしっとり柔らかいんです。あっさりいただけながらも存在感抜群です!
椀の中は細部までこだわり尽くしで、全体的な印象は“上品なやさしさ”。女性や年配の方にも食べやすく、罪悪感なく完食してしまう魔性の一杯といったところでしょうか。(思わずスープを飲み切ってしまいました。)
さて、本日いただいたメニュー以外もご紹介。
・蛤そば-塩-
国産蛤のみを大量に使った、100%蛤出汁の塩ラーメン。上品で清んだ美味しさ!
・豚骨らぁ麺
豚骨スープにこだわりの鰹出汁をブレンドした風味豊かな一杯。豚骨スープは、豚の背ガラのみを長時間じっくり炊き上げ、臭みのないスープに仕上げています。
そしてトッピングにも注目!
・自家製ワンタン ¥300
あさりがたっぷりの手作り、手包みの貝ワンタン。こちらの店ならではのトッピング。
・鰹の佃煮ごはん 小¥150、大¥250
ぜひ〆に食べたい!残ったスープを注いで、雑炊風にして楽しめます。
お勧めの組み合わせは、豚骨らぁ麺に黒胡椒、中華そば・蛤そばに黒煎り七味だそう。
加えると香りとパンチがUPするので、味変にもお勧めです。
満足の一杯、ありがとうございました!
中華そば はま里(はまさと)
所》周南市清水1丁目9-1
☎0834-33-9122
営業時間》11:00〜15:00、
16:30〜20:30
※15分前オーダーストップ
※土日祝はお昼のみ営業
駐車場》4台
☆Instagram(@chukasobahamasato)
掲載の内容は取材時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。