クラフトコーラって意外と簡単にできるじゃん!
山口県のタウン情報誌トライアングルのスタッフ達が、自分達の趣味や強みを生かして記事にするコラムです。
作ることが好きな30代・男の子。これまでにビーズ作品や段ボール作品などを趣味で作成してきた変人。これから発信する中で、自分の得意なことをどんどん表現していくというのが当面の目標。
ということでやってきた、トライアングルスタッフ・てっちゃんが何かを作るコーナーです。
最近話題の「クラフトコーラ」ってご存知ですか?
「クラフト○○」って作り手がこだわって手仕事で少量作る“クラフトビール”が有名ですよね。
僕はラジオで「クラフトコーラが流行ってます!」と聞いて、作りたくてウズウズしていたので、この機会に作ってみました!
クラフトコーラとは、数種類のスパイスを入れカラメルで風味を付けた原液を、砂糖なしの炭酸水で割って味わう、ちょっとおしゃれで楽しいドリンクです。
使う材料はこちら!
スパイスはカ〇ディなど専門店で手に入ります。
約10~12杯分作れますが、材料費は1,000円未満で揃えられるのでとても魅力的!
では、早速作業に移ります。
カルダモン(緑のスパイス)を上から叩いてつぶします。
僕の場合はキッチンペーパーに包んでサランラップの芯で、上から叩きました。
シナモンスティックは手で半分に折ります。
スパイス類は写真映えのためそのまま入れましたが、「お茶パック」に入れてしまえば、注ぎやすくなりますね!
レモンはよく洗って3~5mm程度にスライス。そのまま入れるので、国産レモンを使うのがオススメです。
山口県でもレモンの栽培が周防大島町や下関市でも行われてますね。
鍋につぶしたスパイス・水・グラニュー糖・レモンを全て入れ、火にかけます。
かき混ぜながらグラニュー糖を溶かし、沸騰させたら火を止めます。「う~んいい匂い!」…スパイスと甘い香りが混ざってこれだけでも美味しそう!
実は透明コーラでもよければ、これを保存瓶(熱湯で煮沸消毒したもの)に移せば完成!
今回はこれに、もうひと手間。
コーラの色と言えば茶色!
この色はカラメルを混ぜ合わせて作ります。
鍋やフライパンにカラメルの材料、水とグラニュー糖を入れて中火にかけます。
先にグラニュー糖を入れてしまうと溶けにくくなるなるので、先に水を入れます。
この時、ヘラで混ぜてしまうと再結晶化が始まり、失敗してしまいます。
無事失敗しました。
仕切り直して、ヘラは使わずに、鍋やフライパンをゆするようにして煮詰めます。
濃い色になったら、熱湯を一気に加えます。この時“相当激しく散ってしまう”ので、ミトンで腕をガードしたり、シンクの中で行うことをオススメします。
そうして、熱湯を加えたのちに鍋やフライパンをゆすり、全体が混ざったらカラメルの完成です!
鍋で煮込んだシロップと混ぜて、粗熱を取ったら保存瓶へ。この時にバニラエッセンスを加えます。
冷蔵庫に入れ一晩寝かせたら…いざ実食!
お好みで濃さを調節しますが、炭酸:コーラ=4:1、または5:1くらいがオススメです!
自分の好きな濃さに調節して飲むのも、クラフトコーラの楽しみです!
飲んでみると…スパイスの風味とレモンの香りが合わさって・・・「うまい!」。
これはハマります。見た目はやや薄目の茶色ですが、香りはコーラ?コーラ味のお菓子のような感じです。
スパイシーさがある分、普通のコーラより好みかも。辛口ジンジャーエールが好きな人は絶対好きな味!
これが1,000円以下で出来て、そして作るもの難しくない!
これは素敵な体験ですよ。
なかなか外出できないモヤモヤを、クラフトコーラでスカッと解消していきましょ。
食べ物系のクラフト、楽しすぎますね。
皆さんも挑戦してみてくださいね!