山口県近海の生き物がいっぱい!
見て、触って、遊ぼう!
【施設情報】
なぎさ水族館
☎ 0820-75-1571
大島郡周防大島町伊保田2211-3
営業時間》9:00~16:30(最終入場 16:00)
料金》大人¥210、小・中学生¥100 ※団体(20名以上)は大人¥160、小・中学生¥80
定休日》年末年始
駐車場》あり
https://nagisapark.jimdofree.com/
周防大島の生き物を中心に、山口県の様々な海洋生物を展示する“なぎさ水族館”。日本最大級のタッチングプールには、タコやサメ・魚たちがたくさん。
実際行ってみると、飼育員さんは2名しかいないことが分かったり、展示している生き物の約半数は自分たちで採集していることが分かったり!
どこか親近感の湧く、アットホームな水族館の生き物を観察してみましょう。
①イソスジエビ
②マダコ
③カサゴの赤ちゃん
④ヤドカリの赤ちゃん
⑤二ホンアワサンゴ
⑥スナイソギンチャク
⑦フィロドーマ幼生
⑧ホタテウミヘビ
①イソスジエビ
潮がひいた後にできる水たまりによくいる“イソスジエビ”。私やまもんも、岩場に行くとよく捕まえて遊んでおります。よく見てみると、透き通った体に綺麗な筋模様。淡水にいるスジエビより体が少し大きく、驚くと尾を使って後方へ素早く飛び退くので、素手で捕えるのは難しい(笑)。
②マダコ
近くの漁師さんにいただいたという一匹。このように漁師さんに直接頂くというパターンもあるんです。
マダコは全身の皮膚に色素細胞が分布しているため、岩石や海藻によく擬態しています。運が良ければダイビング中に見かけられるかも!?
③カサゴの赤ちゃん
釣り人ならよく見るこの子。またの名を“アラカブ”や“ホゴ”とも言います。特に山口県には生息数が多く、県外からも釣り人が狙いに来るほど。ちなみにやまもんの一番推しです、めちゃくちゃカワイイ。
④ヤドカリの赤ちゃん(左)
周防大島に限らず、県内でも多くの場所で見られるヤドカリ。数が増えすぎて“住宅難(住処となる貝が少ない)”になっており、貝の取り合いになることも多いそう。飼育する際は貝だけでなく、色々なもので試してみても面白いかも。
⑤二ホンアワサンゴ
ここ周防大島で、国内最大の群生地が発見された二ホンアワサンゴ。発見された当時、地元はまさに大騒ぎ。しかも漁師の方は約15年前から気付いていたというから驚きです。もしかすると周防大島にはまだまだ新しい発見があるのかも知れません…。
⑥スナイソギンチャク
幻想的なピンク色をした、イソギンチャクの一種。その名の通り砂地で暮らしている。世界で一番綺麗なイソギンチャクと言われながらも触手の刺胞に強い毒をもっているらしい…。何事も、美しい姿に惑わされてはいけないんですねっ。
⑦フィロゾーマ幼生
ミズクラゲに乗ってプカプカしているこちら、実は捕食中なんです。名前を聞いただけではその正体が分かりませんが実はこちら、“ウチワエビ”の赤ちゃん。成体は一度に約400個以上の卵を産み幼生を放出しますが共食いなどの要因で、ここまで大きく(写真のフィロゾーマ幼生は体長10cmほど)なれるのはたったの3匹ほどだそう。透き通った幻想的な姿は、いつまでも見ていられます。
⑧ホタテウミヘビ
普段生活している中ではあまり馴染みのない“ウミヘビ”の一種。実はホタテウミヘビは魚類、お魚なんです。お魚ということは…?そう、もちろん食べられます。身はアナゴやハモのような柔らかい白身ですが、骨が多いのであまり食用には向いてないそう。この水槽内では、隠れている子たちを含め、5匹が暮らしています。
なぎさ水族館飼育員さんの日記(ブログ)はこちら》http://nagisaaqua.blog78.fc2.com/
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