綺麗な瀬戸内の景色と
ふかふかの縦走路
お店では、服・アウトドア用品・登山用品・スノーボード等を取り扱っていますが、今回は山の事についてクローズアップして発信できる機会を与えていただきました。
このコラムを読んで、興味を持っていただける方が増えたら嬉しいです。
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2023年11月28日。
周防大島の瀬戸内アルプスを縦走してきました。
今回訪れたのは、文珠山・嘉納山・原明山の三座 。
出発点の文珠堂から源明山で折り返すピストンの行程です。
文珠堂には4~5台程度の駐車スペースとトイレがありました。
何よりこの時期はイチョウの綺麗さに圧倒されます。
登山をされない方でもここに来るだけでも楽しめると思います。
まずは文珠堂から文珠山を目指します。
文珠山までは距離こそ短いのですが、ひたすら階段と急登。
一気に標高を上げていきます。
約40分程で文珠山の山頂に到着。展望台と屋内スペース、簡易トイレのある山頂です。展望台に上がれば大島大橋や柳井大畠側を見渡せる眺望。
今回は簡単な休憩のみでさっそく次のピーク、嘉納山を目指しました。
この時期は登山道に落ち葉が敷き詰められ、ふかふかとした気持ち良い縦走路となります。
思わず小走りしたりスキップしたい気持ちになりますが、ここはその気持ちはぐっと抑える方が良いです。このあと予想外のアップダウンに苦しむことになります。
嘉納山までは気持ち良く歩くことが出来ました。
山頂は見晴らしも良く、周防大島の安下庄付近を見降ろせる景色。
もちろん瀬戸内海に浮かぶ島々や、天候によっては四国の方まで望むことが出来ます。
嘉納山山頂でも休憩はほどほどにし、最終目的地の源明山へ。
嘉納山を過ぎてすぐに、かなりの下りが始まります。
またすぐにここを登り返すのかと思うと、急に無口になります。
降り終わるとまたすぐに登り、小高いビューポイント。
展望の良いポイントはやはり癒されます。
そしてまたアップダウンを繰り返し、源明山に向けて最後の登りと思われるポイントの案内板に、「急登頑張って」という文字。
分かってはいるのですが、間違いなく、「頑張りが必要なほどの急登」が訪れるのかという絶望感。
そしてこれが本当に急登。
くたくたになりながらなんとか源明山に到着することが出来ました。
ここで仲間が作ってきてくれたチーズケーキを食べながら、しばらくのんびりと過ごしました。
源明山は島の南側に位置し、この日は海からの風が強く次第に寒さを感じるようになってきました。
瀬戸内アルプスの縦走はピストンするしかないので、ここで折り返しとなります。
なかなか体力勝負の帰り道となりました。
なんとか文珠山まで戻り、風を凌げる場所で用意していた暖かいうどんを食べようと思っていましたが、ちょっとしたトラブルで空腹のまま下山。
文珠堂の綺麗なイチョウがまた迎えてくれました。
瀬戸内アルプスの縦走、3座となると体力は必要ですが、綺麗に整備された登山道、遊歩道で気持ち良く歩けます。
何より時々現れる展望スポットからの瀬戸内の景色はやはり綺麗 です。
体力に自信の無い方は、文珠山から嘉納山まで歩き、そこから引き返しても良いと思います。
この日の様子をまたYoutubeにアップしておりますので、よろしければご覧ください。
掲載の内容は2023年11月時のものです。おでかけ前に最新情報のご確認をお願いします。