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【山口県民性調査アンケート】知っちょる?県民おなじみの給食といえば…コレ!

みんなの思い出給食ランキング発表!

山口県のタウン情報誌トライアングルが、山口県民の県民性や地元を再発見していく企画!
今回は地域や世代ごとに特色が出る給食について調査しました。

我がタウン情報誌+SNSにて、「給食」エピソードのアンケートを決行。
すると、「こんなメニューあった!」「あのメニュー好きだった」など、あれよこれよと皆さんの給食メモリアルが発掘されました。そんな山口県民の皆さんの声を、ランキングにしてお届けしていきます。

まずは堂々ランキングを発表!

1位)チキンチキンごぼう

2位)鯨の竜田揚げ

3位)けんちょう

うん、やはり山口県色がかなり色濃い結果です。
山口県外の方なら、
「えっ?このメニューが給食で!?」
「これ、何?」
と思われた方もいることでしょう。
ということで、これらがどういった料理で、どのように根づいているかを解説していきましょう。

給食界の新星!!
チキンチキンごぼう

忘れられない思い出の給食
鯨の竜田揚げ

全世代のおなじみ
けんちょう

まだまだあるよ!みんなの給食 忘れられない味

1位)給食界の新星!!
チキンチキンごぼう

10代〜30代を中心に圧倒的支持を受けているのが『チキンチキンごぼう』。
今や山口県内では子どもたちに一番人気の給食メニューだそうで、コンビニや飲食店でもアレンジメニューが登場するなど、山口県の新たなソウルフードといえる存在に。

ちなみに『チキンチキンごぼう』とは、 サクサクの衣をまとったジューシーな鶏のから揚げと、風味豊かなごぼうに、甘辛のたれをからめた料理。
この味が、子どもにも大人にもウケ、おかずやおつまみにぴったりなんです!

『チキンチキンごぼう』の発祥は、今から20数年前に、山口市大歳で小学校の先生と保護者の方が共同で作り出したもの。
家庭の味がベースになっているからこその親しみやすい味なんです。

県民に愛されるあまり、「山口県のソウルフード チキンチキンごぼう」なるwebサイトも作られています。レシピも紹介されており、お家でもチャレンジできますよ!

「チキンチキンごぼう」レシピ

■材料(4人分)
 ・鶏もも肉 120g
 ・ごぼう 120g
 ・さやなし枝豆 12g
 ・片栗粉 適量
 ・揚げ油 適量

たれ
 ・砂糖 大さじ1
 ・しょうゆ 大さじ1
 ・酒 大さじ1/2
 ・みりん 大さじ1/2

■作り方
1)ごぼうは2~3㎜の斜め切りにし、10分くらい水にさらしてアクを取ったあと、水気をふきとる。
2)鶏肉は1.5㎝角に切る。
3)ごぼうと鶏肉に片栗粉をまぶし、油で揚げる。
4)鍋でたれをひと煮立ちさせ、鶏肉とごぼうを入れて
 からめる。
5)塩ゆでした枝豆を入れて仕上げる。

※引用元 「山口県のソウルフード チキンチキンごぼう」https://www.oidemase.or.jp/chicken2gobo/

2位)忘れられない思い出の給食
鯨の竜田揚げ

“思い出の給食”としてたくさんの声が挙ったのが、『くじらの竜田揚げ(琥珀揚げ)』。
40代以上の方から圧倒的支持を得た、愛されメニューです。
1987(昭和62)年に、日本が商業捕鯨を一時停止するまで、くじら料理は給食にたびたび登場。
赤肉を使う給食のクジラ肉は、栄養価に大きく優れ、給食メニューとしても優良食材だったワケです。

しっかりした肉に衣をまぶし、サクッと揚げたくじらの竜田揚げは、山口県民の多くの人の記憶に残る味。
しかーし!「山口県外では一般的ではないことを知り驚きました」との声があるように、くじら料理が給食に登場するのは、全国的に珍しいこと。
中でも日本で唯一商業捕鯨(沖合域)の基地となった下関市に関していえば、年12回も登場したことがあり、当時年間の鯨給食実施回数が全国No.1(平成25年〜28年度)!
同じく捕鯨の町である、和歌山県太地町を超える結果となりました。
当たり前と思っていた〝くじらの給食〟は、実は山口県らしさが色濃く出た存在なのです。
いや〜贅沢なお話ですね。
(取材協力/下関くじら文化振興室長/岸本充弘さん)

3位)全世代のおなじみ
けんちょう

全世代からまんべんなく声が挙がったのは『けんちょう』。
山口県の郷土料理として、家でもおなじみの味ではないでしょうか。

けんちょうは、地域によって少し違いますが、大根、にんじん、くずした豆腐を使って濃いめの甘辛味に仕上げたけ料理。
ご飯のおともにもぴったりで、誰もがほっとする味わいです。

まだまだあるよ!
みんなの給食 忘れられない味

では、その他の意見もピックアップしていきましょう!

次点で多かったのは、
●ミルメーク
●冷凍みかん
●揚げパン、コッペパン
●パンにつける「マーシャルビーンズ」

ご当地色強めすぎて、気になる!のが、
●アマランスパン(田布施町)
 給食のパンは地元の老舗パン店のもので、とっても美味しかった。
●メルルーサのフライ(光市)
 その名前に室がざわついたけど、普通の白身魚でした。
●息子の学校給食にピロシキ、ボルシチ風スープ。
 プーチン大統領が長門に来たからだったようです。(長門市)

さらに、れんこんカレー、ぜにつぼ飯(岩国市)/下松あえ(下松市)/星降る街・下松(降松)にちなんだ星ゼリー(下松市)/小野茶麺(宇部市)/
しょうゆ玉、という阿知須名産の飴玉(山口市)/ふぐの唐揚げ(下関市)/茶がゆ(柳井市)などなど…。

ソレ…何?なに⁉
生粋の山口県民がほとんどの編集スタッフさえ知らない、気になるメニューがたくさん。
とても興味深いアンケート結果となりました!
みなさんは、久々に懐かしく思い出されたメニューはありましたでしょうか⁉

今回はみなさんのたくさんのお声が聞けて、嬉しかったです。
また次回、県民性アンケートを実施していきますので、ぜひご参加ください!

☆記事は月刊タウン情報トライアングル5月号より

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