笹藪との闘い・・・
お店では、服・アウトドア用品・登山用品・スノーボード等を取り扱っていますが、今回は山の事についてクローズアップして発信できる機会を与えていただきました。
このコラムを読んで、興味を持っていただける方が増えたら嬉しいです。
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10月5日、阿東町の大蔵ヶ岳へ行ってきました。
同行者はいつものメンバーに加えて、登山初チャレンジのYさん。
麓の神社の広場に車を停めさせていただいて出発。
ここは出発点に綺麗な池もあるので必見。
スタート直後は沢沿いの快適な登山道が続きます。
水の流れる音を聞きながらの山歩きはホント、気持ち良いです。
そして高度が上がるにつれて、徐々に笹藪が目立ってきます。
中腹は腰ほどの高さの笹藪。
程なくして藪はおさまり、だんだんと大きな岩が目立つようになり、一部ガレ場を歩きます。
小さな石ころがいっぱいで滑りやすいので注意が必要です。
7号目を過ぎたあたりで大岩観音。
長い時間をかけて造られたと思われます。
ここでしっかりと休憩をとっておくことをお勧めします。
ここから山頂までは高い笹藪の中をひたすら進むことになります。
ピンクリボンとなんとなく残る踏み後を、確実に確認しながら進むことがポイント。
グローブやハンカチ等を使い、なるべく肌の露出は少なくした方が良いです。
また、同行者の位置も把握し、離れすぎないように。
そして山頂。
少し広くなっている場所ですが4人がのんびりできるスペースはなさそうなので
少し降りたところにある展望岩へ。
ここは唯一展望の開けた場所。
阿東町の街を見下ろし、付近の山々を見ながらランチタイム。
同行者がメスティンで栗ご飯を炊いてくれました。
メスティン料理、色々出来て楽しそうです。
今後僕も覚えていこうかな。
そしてルートロスに気を付けながら下山です。
ガレ場も下りはさらに滑りやすいので注意。
笹藪を抜けると気持ち良い登山道。
また沢を流れる水の音に癒されます。
ここ大蔵ヶ岳、笹藪・藪漕ぎが苦手な方は、この時期は控えた方が良いかも知れません。
笹が枯れる冬、もしくは生えそろう前の春先が良さそう。
今回同行してくれた初体験のYさんには、初めての山のチョイスとして厳しかったとと思いますが、次回からの登山でどう感じてもらえるかが楽しみなところです。
大蔵ヶ岳、往復4.4キロでした。
これから秋が深まり、いよいよ登山のべストシーズン。
皆様、事故や怪我無くお楽しみくださいね!
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