水上の格闘技とも言われるボートレースは公営競技のひとつであり、ボートレーサーは水上で技術を競う「プロスポーツ選手」です。
ちょっと他のスポーツ選手と違うのは、未経験でも一流アスリートを目指すことができること。
では、ボートレーサーにはどうしたらなれるの? 試験や学校があるの?
今回はボートレーサーへの道のりと、その魅力について詳しく紹介していくよ!
ボートレーサーに応募するには、いくつかの条件を満たしていることが必要となります。
年齢:15歳以上30歳未満
身長:175㎝以下
視力:裸眼で0.8以上
体重:(男子)49㎏以上57㎏以下、(女子)44㎏以上52㎏以下
※身長や体重の他、学歴、聴力、弁色力などがあります。
ボートレーサーになるには大きく分けて4つのステップがあります。
STEP1 ボートレーサー養成所入所試験(4月入所と10月入所の年2回)
ボートレーサーになるためには、日本唯一の「ボートレーサー養成所」に入所し、1年間の訓練を受けることが必要となります。応募資格に合致したすべての皆さんにチャンスが開かれており、さらに養成所の費用は無償。未経験から1年でプロアスリートとしてデビューすることができます。
STEP2 ボートレーサー養成所で1年間訓練
ボートレーサー養成所に入所し1年間で、ボートレーサー、そして立派な社会人として必要なあらゆることを学んでいきます。ボートの操縦やエンジン・プロペラ整備の技術、モーターボート競走法をはじめとする様々な知識、そして礼儀や節度などを、全寮制の集中できる環境で身につけていきます。
STEP3 国家資格合格
ボートレーサーは国家資格であり、資格を取るには、試験に合格する必要があります。
STEP4 プロボートレーサーとしてデビュー
ボートレーサー養成所を修了すると、晴れてプロとしてデビューします。デビュー時は一番下のクラス(B2)からスタートし、そこからトップレーサーへの階段を上り始めます。
ボートレーサーは養成所に入所するまでボートに乗ったこともない、という人がほとんどです。未経験から1年間の訓練を受け、国家資格に合格して一流のアスリートを目指すことができます。また、前述したようにボートレーサー養成所の費用は無償であり、誰もが同じスタートラインからボートレーサーを目指すことができます。
ボートレーサーは、年齢を重ねても活躍できるスポーツです。平均勤続年数は約25年で、下は10代から上は70代のレーサーまで存在します。ボートレースは他のプロスポーツに比べても非常に現役生活が長い競技です。女子レーサーの中には、結婚や出産を経て現役を続けているボートレーサーもいます。
ボートレーサーは、レースに出場して得られる賞金を収入としています。「サラリーマンのように、月給制でないと不安定かも?」と思うかもしれませんが、そうではありません。最低ランクのB2クラス(※)でも平均年収は510万円。TOPクラスになれば、その収入は億単位!実力次第で収入を上げることができる世界なのです。
※クラスとは…レーサーの実力により、半年に1度クラス分けがされます。クラスが高いほど賞金の高いレースに出場できます。
ボートレースに男女の性別は関係ありません。条件はほぼ同一。同じレースで男女が競い合うことは一般的です。現在およそ1600名が在籍しており、そのうち約250名が女性レーサーです。
いかがだったでしょうか?
ボートレースは、子どもの頃から経験を積んでいなくても、男女関係なく長く活躍できるスポーツです。
↓興味が出た方は是非、公式ウェブサイトをチェックしてみてください!↓
新ボートレーサー募集公式サイト
https://info-boatrace.jp/
所》周南市大字栗屋1033番地
https://www.boatrace-tokuyama.jp/
☎0834-25-0540
駐車場》約2,000台
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