2024年5月21日、少し前になりますが萩市の「塔の岩」へ行ってきました。
塔の岩は長門峡の北側、萩方面に位置し、山々に囲まれた阿武川ダムと阿武川を見下ろせる景観の良いスポット。気持ち良い森林浴が楽しめる山です。
登山口は山口市から萩市へ抜ける262号線から阿武川ダム方面へ入っていくのですが、駐車スペースがあまりありません。林道沿いに寄せて駐車することになるので、大きな車はちょっと不向きかもしれませんのでご注意ください。
登山道はしばらく林道を歩くことになります。林道とは言っても車の往来は無いであろう林道なので安心して歩くことが出来ます。渓流沿いの林道は気持ち良く、水場があるので色々な種類の野鳥の囀りが聞こえてきます。ソウシチョウが近くまで来てくれました。
山の中では様々な野鳥に出会えます。僕は野鳥の声が聞こえてきたら、ついつい立ち止まって声の主を探してしまうので、なかなか進むことができなくなります。それでも声の主を発見できることは稀なので、今回のソウシチョウはラッキーでした。
程なくして林道から森の中の登山道へ。登山ルートは分かりやすく、危険個所も無く進んでいけます。
この塔の岩の登山道にはキエビネの群生地があり、ゴールデンウィーク頃が見頃となるようです。
僕等が訪れた時はほぼ終わりかけのタイミングでした。色々な山で季節によって珍しい花が見られるのも登山の魅力。下調べをするのも楽しいですし、それに合わせて旬な山を歩くのもお勧めです。旬な山は訪れる登山者も多くなるので安心感もあると思います。
群生地を過ぎ、少し急登個所路過ぎると塔の岩に到着です。岩場から素晴らしい展望が広がっていました。くねくねとした阿武川がダムに流れ込み、それを囲む山々がどこまでも広がっています。季節ごとに楽しめそうなビューポイントです。
今回も仲間は、景色に映える山メシを作っていました。カラフルなそうめん。
暑さの中でも食欲をそそります。ピクニック感覚で楽しめるので、アイデアや工夫を凝らしてチャレンジしてみるのも良いです。
その後ゆっくりとランチを楽しんで下山しました。
のんびりと歩き山頂で1時間ほど休憩をして、約5時間6キロ、標高差は380メートルほどでした。これからの時季の登山は暑さ、日差し、虫などとの戦いになります。それぞれの対策はしっかりとして楽しまれて下さい。
今回もこの日の様子をYoutubeにアップしています。よろしければ併せてご覧ください。
記事の内容は2024年5月時のものです。おでかけ前に最新情報のご確認をお願いします。