山口県柳井市「白壁の町並み」を歩き、江戸の商都の歴史文化に触れた後は、レトロな「麗都路通り」へとタイムスリップ。
今回タウン誌編集部がご案内する、歴史散策・謎解き・カフェ巡りが詰まった “時を超えるロマンさんぽ”。 奥ゆかしい柳井の魅力をご堪能ください。

明治40年(1907年)建築の元銀行を活かした資料館。国の登録有形文化財にも指定されているこの建物は、1階は町並み保存地区の町家模型の展示を、2階は柳井市出身の歌手・松島詩子の記念館として柳井の歴史を伝えています。また1階奥には真鍮製の「お鐘金魚」が鎮座。お鐘金魚に小銭を入れると、幸運を運んでくれるかも?

お鐘金魚の奥には、当時の大金庫がそのまま残っています。

1830年創業の佐川醤油店。かつて岩国藩主・吉川公がその芳醇な味と香りに思わず歓声を上げたという、柳井の特産品・甘露醤油の味わいを伝統の技で受け継いでいます。醤油蔵の一部は資料館として公開され、大きな杉桶や醤油作りの道具の展示も。醤油の製造過程を気軽に見学することができますよ。また、施設内には醤油や醤油を使ったふりかけなどの販売もあり。

地下70メートルからくみ上げた琴石山系の伏流水を使用。今も30石桶を使った昔ながらの製法で作られています。
時期によっては、仕込みなど実際の醤油づくりを見ることも。
麗都路通りに建つ、レンガ造りのレトロな塔。ここには日本初となる50弁の大型ディスクオルゴールが備え付けられてあり、10時〜16時の間、30分ごとに美しい音色を響かせます。曲は日本で唯一のオルゴール作曲家・橋本勇夫氏によるもの。ぜひ耳から癒されてみて。

オルゴールからは橋本勇夫氏によるオリジナル曲「愛の贈り物」「天使の夢」「花束」など、全5曲が流れます。

1894年創業の老舗文具店。こちらには柳井名物の「金魚ちょうちん」をモチーフにしたオリジナルの文具や雑貨が約300種揃います。大手メーカーとのコラボ商品も豊富で、その品質は折り紙付き。「こんなものまで?」と驚くような品揃えで、訪れる人の心を和ませます。お土産にもぴったりな、地域愛あふれる文具との出会いを楽しんで。

☆Instagram(@kisakashobundo)

柳井駅そばの老舗喫茶店。惜しまれつつ閉店した平生店のメニューがそのままスライドしているので、イタリアンスパゲティやキングカレー、ドリア、ナシゴレン、かつ丼など、お食事メニューが盛りだくさん。忘れられない味がこちらでいただけます。ミニコーヒー付きでコスパ最強の日替り定食や、3種のモーニング¥600~もあり。

高火力で一気に炒めて旨味倍増の、鉄板のせイタリアンスパゲティ¥850。数種類ものスパイスをブレンドした自家製ソースが味の決め手。

2025年6月に誕生したのは、柳井白壁の町並みをはじめ、柳井の町に隠されたアートを探して巡る秘密の「分散型ミュージアム」。伝建地区の商家の名建築を会場に行う「分散型ミュージアム」は、なんと国内初!受付以外の会場は非公開とされ、己の謎解きの腕が試されます。会場は今まで一般公開されていなかったプライベート空間も特別に公開。柳井の町中で新感覚の観光体験が楽しめます。

ねぶたルーム(場所は非公開)。2mを超える圧巻の「青森ねぶた」は、山口県初展示!
掲載の内容はタウン情報トライアングル2025年12月号掲載時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。
