2024年11月23日
【山口県】アートな空間美にひたる喫茶・カフェ
時が積み重ねた
愛されし名店探訪
①〔下松〕山鳩珈琲店
②〔周南〕Osterreich Cafe Wien
③〔防府〕純喫茶 門
④〔長門〕CAFE STRUGGLE
⑤〔宇部〕馬場良治集估館
⑥〔下関〕Le Cafe OTO
〔下松〕山鳩珈琲店
時を重ねて磨かれた
味わいのある空間でひと息
ドイツの古民家をイメージして造られた建物が印象的な老舗喫茶。小さな珈琲店から始まり、移転を経て49年を迎えます。中二階を備えた立体的な空間はどこも絵になり、どの席もここを訪れる誰かのお気に入りの場所。
サイフォン式の珈琲や、丁寧につくられた軽食をゆったりと味わえば、きっとこの空間の虜になるはずです。
濃厚で硬めのプリンがのった、贅沢なプリンパフェ¥850。
〔下松〕山鳩珈琲店
所》下松市清瀬町3-13-7
☎0833-43-9832
営》9:00〜18:00
休》月曜、火曜
Ｐ》30台
〔周南〕Osterreich Cafe Wien
ウィーンの風薫る空間で、
時をしばし忘れる
もはや社交界でも行われそうな、カフェとは思えない壮麗な建物と造り。創業36年目を迎えるこちらのカフェは、“本場・ウィーンのカフェ文化を日本でも味わってもらいたい”との想いから生まれました。
建築様式をはじめ、空間づくりや食器、調度品までも本場ウィーン様式。天井から床まで見渡すほどに、計算し尽くされた美しさが広がります。
天井の高さや窓ガラス、カーテンのドレープ、経年した壁の色など、すべてがこだわり抜いたもの。
また提供するメニューも、銀トレイにのせて本場さながらのスタイルで。
土日限定のスペシャルモーニング￥1,540（数量限定）、パンケーキモーニングプレート￥1,320など、お食事メニューはコーヒーの香りを邪魔しないトーストやサンドイッチのみに。
そんな風格と気品あふれる空間ですが、気がつけば何時間でも時を忘れて過ごしてしまう居心地のよさも。日常の中の非日常感…そんな時間の贅沢を楽しんで。
〔周南〕Osterreich Cafe Wien
所》周南市一番町4151
☎0834-21-1212
営》9:00～17:00
※土日は～18:00迄
（モーニングは〜11:30 L.O）
休》月曜 ※祝日の場合翌火曜休
Ｐ》あり
https://www.wien-coffee.com/
☆Instagram（@wien_coffee）
〔防府〕純喫茶 門
懐かしさと新しさが奏でる、
アートな喫茶時間
今年1月、防府駅近くの喫茶店を引き継ぎ復活したのは、レトロ喫茶×アートが融合した、新感覚の喫茶店。昭和レトロな雰囲気漂う喫茶店に、現代アートが彩りを添え、非日常感にやすらぎを添えた不思議な心地よさに包まれます。
レトロ喫茶の雰囲気はそのままに、随所にアート作品が感じられる店内。
メニューはこだわりの珈琲はもちろん、防府市にフォーカスしたスイーツや軽食など様々なものが並び、訪れる人の心を躍らせます。五感で楽しむ、特別な時間を過ごしてみて。
昭和レトロ感じる本格ナポリタン￥1,500。ドリンクもセットになっています。
〔防府〕純喫茶 門
所》防府市戎町1-5-14
☎なし
営》10:00～17:00
休》木曜、金曜
Ｐ》近隣有料P利用
☆Instagram（@junkissamon）
〔長門〕CAFE STRUGGLE
ノスタルジックな空間で、
至極の一杯を。
蔦に覆われた印象的なファサード。
昔ながらの佇まいを残した仙崎みすゞ通りで20年以上愛される名店。蔦に覆われた建物が目印で、中に入ると珈琲の豊かな香りが広がります。
約90年前に建てられたという元農協を改装した店内は天井が高く開放的。
メニューは創業時から続く自家焙煎の珈琲を中心に、スイーツやサンドウィッチなどの軽食を提供されています。
人気の自家製ブリュレ¥450は珈琲との相性抜群
日頃の喧騒を離れて、ゆっくりとした時間が流れる空間で飲む一杯はまさに格別です。
丁寧にハンドドリップで提供。ホットコーヒー¥450〜。
〔長門〕CAFE STRUGGLE
所》長門市仙崎1410-1
☎0837-26-1550
営》10:00〜18:00(17:30 L.O)
休》木曜、第１・３日曜
Ｐ》あり
☆Instagram（@cafe_struggle）
〔宇部〕馬場良治集估館
私設美術館併設のカフェで
芸術とともに過ごす
商業高校の裏手にひっそりと佇む赤煉瓦造の建物。こちらは宇部市出身の日本画家であり、国宝や重要文化材復元の第一人者、馬場良治氏の作品を見ることができる私設美術館です。馬場氏の作品を常時展示するほか、カフェや貸し出し展示場としても開放されていて、週末にはコンサートやお茶席などイベントも行われています。
併設のCAFE集估館では、そんな美術作品に囲まれながら軽食やドリンクを味わえるのが魅力で、館長が趣味で取り寄せたという手回しの蓄音機やオルゴールの音に耳を傾けることも。
蓄音機はアメリカから取り寄せた『ビクトロラ・クレデンザ』で、希望があれば演奏してもらえます。館内に響く豊かな音に驚くはず！
目や耳が喜ぶ良いものに癒されながら食やおしゃべりを楽しむ、いつもよりちょっと特別な時間が過ごせます。
本日のケーキ￥500とホットコーヒー￥500。
〔宇部〕馬場良治集估館
所》宇部市際波237
（宇部商業高校前を左折300m先）
☎0836-39-9916
営》11:30～16:30
休》火曜
料金》入館料￥500
（カフェ利用の場合は入館無料）
※週末演奏会は￥1,000
Ｐ》あり
https://www.almould.co.jp/shukokan/
〔下関〕Le Cafe OTO
古美術品に囲まれて
こだわりのメニューを味わう
併設する旅館の創業者が収集した、古美術品を展示するギャラリーカフェ。アンティークの椅子やテーブルが配置された優雅な空間で、カフェ時間を堪能できます。
おすすめのメニューは、長野県産そば粉を100％使用したガレット。そば粉と水と塩のみというシンプルな材料を使用したガレットは、ランチタイムにはお食事系、14時からのカフェタイムにはデザートメニューを提供されています。
デザートガレットのチョコ×アーモンド￥825。やや塩みのある生地が濃厚なチョコレートソースと相性抜群！抹茶ラテ￥605はエスプレッソ入りで甘さ控えめ。
多数の美術品を眺めながら味わえば、高貴な人物になった気分を楽しめるかも？
〔下関〕Le Cafe OTO
所》下関市みもすそ川町23-15
(みもすそ川別館敷地内)
☎083-222-3357(旅館と共通)
営》11:00～17:00(16:30 L.O)
※デザートは14:00〜
休》不定休(SNSで確認を)
Ｐ》あり
☆Instagram（@le_cafe_oto）
掲載の内容はタウン情報トライアングル2024年11月号取材時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。
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トラ子
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