［山口県］株式会社Archis

仕掛け人にインタビュー
ペットと歩む豊かなくらしの創造者

人もペットも笑顔で暮らせる未来。山口県の企業・Archisが目指す、理想のペットライフのヴィジョンとは？代表の松浦さんにお話を伺いました。

世界に羽ばたくヴィンテージ日本酒 「夢雀むじゃく」の開発から、飲食店の経営まで、幅広い分野で事業を展開するArchisアーキス。ここ数年は、ペットフードの開発や犬の保育園、愛犬も同乗できるレンタルキャンピングカーなど、ペット関連事業に力を入れています。その先進的な取り組みについて、代表の松浦さんにお話を伺いました。

ー２０２２年からペット関連の事業を多く手掛けていますね。

１つは、「夢雀」の協力会社で次世代のペットフード「MILLET ONE ミレワン」の開発を進めていたこと、またプライベートでロットワイラーを飼いはじめたことが大きく影響していますね。

ーロットワイラーというと、「危険犬種」とも呼ばれる超大型犬ですよね！

そうなんです！愛犬と接し、育てる中で、アニマルウェルフェアの重要性を実感したことが、今の事業に繋がっています。

ーアニマルウェルフェアとは、どのようなものですか？

アニマルウェルフェアとは、「その動物のより良い暮らしに配慮する取り組み」です。日本ではまだ聞きなれない言葉ですが、ヨーロッパなどでは、わんちゃんとの暮らしの中で広く浸透している考え方です。愛犬の楽しいことを増やし、逆に苦手なことを減らす取り組みや、広義的には、わんちゃんが行ける施設を増やすこともアニマルウェルフェアの取り組みなんです。
今よりも、わんちゃんと暮らしやすくなることで、人や社会が“ウェルビーイングな未来”に繋がっていくと感じました。愛犬を預けていた「犬の保育園」でその考え方に触れてとても感銘を受け、本当にいい子に育ってくれたので、この考え方を日本でもっと広めたいと思い、自然豊かな環境の中で同じ施設を開くことを決意しました。

ーこの夏、山口市中心部の森を切り拓いてオープンした犬の保育園「ハッピーランド ハレルヤ」の特長を教えてください。

わんちゃんを日帰りでお預かりしてトレーニングしたり、飼い主さんとわんちゃんの個別レッスンをしたりする施設です。専門のドッグトレーナーが厳しいしつけではなく、わんちゃんが喜んで楽しく過ごせるトレーニングを重視しています。また、飼い主さんも自分の愛犬について学び、知識を深めていただきます。

ーこれからの展望は？

自然豊かな山口県は、わんちゃんも伸び伸び過ごせる素晴らしい環境です。アニマルウェルフェアを山口から世界へ発信し、人もわんちゃんもハッピーになれる環境を作りたいです。そして「わんちゃんを迎えたら、犬の保育園に！」を日本のスタンダードにしていきたいと思います。また、11月９日（日）に長門市の棚田の花段で愛犬とスローレゲエを楽しむイベントを企画中です。ぜひお立ち寄りくださいね！