古民家の持つ懐かしい雰囲気の中で、美味しいおやつとこだわりのドリンクをいただく時間は、何よりも贅沢なひととき。山口県には、そんな特別な時間を過ごせる古民家カフェが点在しています。今回はティータイムに焦点を当て、こだわりのメニューと心地よい空間が魅力の4つのカフェをご紹介。心と体を優しく満たす、至福のカフェ巡りへ出かけましょう。
岩国市二鹿の集落に佇むカフェ。瓦は無く、壁や天井も落ちて廃屋寸前だった古民家を、自分たちの手と友人の協力を得て、約3年がかりで開店できる状態まで修復された赤坂さんご夫妻。和室の良さを残した落ち着く空間で、ハーブソムリエ監修の無農薬フレッシュハーブを使ったスイーツやハーブティー、こだわりのコーヒーがいただけます。
レモンバーベナとレモングラス使用で、季節の手作りジャムをのせたハーブケーキとハーブティーのセット¥800。
併設のギャラリースペースでは、季節に応じた書画の常設展示もあり。
所》岩国市二鹿275
☎090-8069-1461
営》金・土・日曜の10:00~17:00
P》あり
☆Instagram(@shakunage_gallerycafe)
※周防高森駅方面からは道が細いため北河内駅方面からの来店がおすすめ
萩市の山間で営む、築60年以上の古民家カフェ。元民家だった建物を活かしつつ、欄間をアレンジした装飾や譲り物の家具を入れ、“その人の余白の場所”となるような空間へと仕上げています。自慢の珈琲は萩の三明戸湧水の水を使い、サイフォン式で1杯ずつ淹れるのがポリシー。まろやかで深いコクの珈琲には、自家製をはじめとした愛情満点のスイーツが好相性です。
レモンケーキ¥500、余白オリジナルブレンド¥500。
毎週木曜は「赤ちゃんDAY」を開催したりと、細やかな配慮も長居したくなる魅力の一つ。
所》萩市川上5455-1
問》InstagramのDMにて
営》11:00~19:00(18:00 L.O)
※土曜は~20:00(19:00 L.O)
休》月曜、他不定休あり
P》あり
☆Instagram(@yohaku_tas)
リストランテ&カフェ彦六又十郎が、2025年4月より新店舗「重富文化堂」を週末限定で始動。築100年の「重富呉服店」を改装した店内は、「彦六又十郎」とは違った古民家の魅力を引き出し、和の要素だけでなく、教会のステンドガラスや大正ロマンを彷彿とさせる家具など見所満載です。西洋の文化も感じる空間で、下町のカフェのような、シンプルで素朴な焼き菓子やドリンクなどを提案します。
チーズケーキ¥550、バタフライティー¥550
“宿”としての利用も可能。オーナーの岡本さんが仕掛ける新たな試みにも要注目です。
所》萩市明木3244
営》金土日の11:00〜17:00
休》不定休のためInstagramを要確認
P》6台
☆Instagram(@shigetomibunkadou)
金子みすゞ記念館の駐車場向かいにある古民家を改装した珈琲店。店主の中田さんの人柄と手廻しで少量ずつ焙煎する丁寧な味わいに惹かれ、観光客だけでなく地元の常連さんも数多く訪れます。何気ない会話をBGMに過ごす店内は、誰もがほっとする雰囲気。まち歩きの途中に立ち寄れば、仙崎の人の営みも感じながら珈琲を愉しめます。
長門産米粉を使ったシフォンケーキ¥400〜は2種あり(写真はプレーン)。ハイカカオチョコレートとエスプレッソのハーモニーがクセになる「カフェマロッキーノ¥550」。※2025年5/1に一部価格改定あり
所》長門市仙崎1428-1
☎090-8068-2467
営》9:00~17:00
休》水曜、日曜
※臨時休の場合SNSで告知
P》あり(店舗隣)
☆Instagram(@yatai_snowdrip)、公式LINEあり
※記事の内容はタウン情報トライアングル掲載時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。