4月6日、風もなく晴天。
山口市の東鳳翩山(ひがしほうべんざん)へ行ってきました。
この日ご一緒してくれたのは、当店の常連さん。
出発の時点では少し肌寒さを感じましたが、歩き始めると暑過ぎず寒過ぎずの丁度良い気温です。
山口県のちょうど真ん中に位置する東鳳翩山。
山口市民はもちろん、山口県に住む多くの登山者なら、一度は訪れたことはあるのではないでしょうか。
僕も今回で3度目の訪問になります。
一の坂ダム運動公園の駐車場を利用してスタート。
綺麗に整備された駐車場が数カ所あり、もちろんトイレもあります。
ここからしばらくアスファルトの道を西に歩き、ほどなくすると東鳳翩山二ツ堂登山道入り口の階段が見えてきます。
毎回毎回なのですが、僕はここにたどり着く頃にはすでにひと汗かき、しばしの休憩が必要になります…。
階段を上がると歩きやすく整備された登山道が続きます。
東鳳翩山は南側の二ツ堂からの一般的なルートはとにかく分かりやすく歩きやすい。
このルートなら危険個所も無いのでお子様連れでも安心です。
この日も春休みという事もあって、お子様連れで山を楽しむ方々とすれ違いました。
しかし子供って元気ですね。
山頂付近で出会ったお子さんは最後の階段ラッシュを、ダッシュで登り切ってました。
あの心肺機能が羨ましくてしかたありません。
そう、東鳳翩山は9合目付近から階段が続きます。
青空に向かって伸びている木製の階段は、登っても登ってもなかなか山頂が見えてこなくて、心が折れるギリギリのところでやっと山頂の立て看板が見えてきます。
ただ、その頑張った分山頂に辿り着き、広がるパノラマの景色を見た時の爽快感は大きく、これがまた東鳳翩山の人気のポイントなのではないかと思います。
今回はホットサンドプレートを持参して山頂でホットサンドを焼きました。
こういう場所では景色の良さと空気の美味しさなどプラシーボ効果も伴い、いつもの数倍は美味しく感じられます。
東鳳翩山の山頂からの景色は素晴らしく、山口市内中心部はもちろん、阿知須方面のきららドーム、瀬戸内海、萩方面、日本海、またこの日の様に空気が澄んでいれば、九州の由布岳まで見えてしまいます。
まったりとしたひと時を過ごし、下山開始です。
帰りのルートは「ナマナマコース」で。
このルートで下山するのは初めてでしたが、この「ナマナマコース」という名前の由来は、コースを歩いても全く分かりませんでした。
それにしても登りで歩いた登山道とは全く印象が違います。
細い道の急勾配。
何度となく沢を越え、流れる水の音が徐々に大きく聞こえてきます。
しばらく降り続けると錦鶏の滝。
迫力のある雄滝です。
これを上から、横から、下からと歩きながら順々に見ることが出来ます。
登りの二ツ堂登山道の様に危険個所が無い。
とはいきませんが、このナマナマコースでの下山ルート、おススメです。
そしてここから林道に合流し、さらにアスファルトの道をしばらく進んで駐車場に到着。
総距離約7キロ、のんびり休憩をしておよそ4時間。
半日あれば十分楽しめます。
東鳳翩山、ここもまた、登山初心者の方にもお勧めです。
黄色ライン整備された登山道、分かりやすいルート、
そして山頂からの展望の良さ。
多くの方に愛されている山であることを感じられる場所です。
今回もまたYoutubeチャンネル「やっさんぽ」に、この日の様子を動画でアップしています。
ぜひご視聴とチャンネル登録の方、よろしくお願いします m(__)m