地元情報誌が山口県を深堀していくウェブマガジン

【山口散歩みち】りり丸のてくてくノートvol.1

柳井市白壁の町
“金魚”に出会う散歩道

山口県のタウン情報誌トライアングルのスタッフ達が、自分達の趣味や強みを生かして記事にするコラムです。

今回の担当 りり丸

タウン誌では入社当時は体当たり企画「りり丸百番勝負」などを約10年担当。しかし年を重ね、体当たり企画は引退し、日々ゆるりと過ごす。が、ゴソゴソ度はおさまらない性分。県内をゴソゴソめぐりまくる。

気軽にぶらり。お題を決めて散歩。
それがワタクシ、りりまるの休日の楽しみである。
今回のテーマは柳井市で「金魚ちょうちんに会いに行く」ちょい散歩。

金魚ちょうちんといえば、最近テレビCMやドラマで、目にする機会が増えたと思いませんか?金魚ちょうちんの可愛さが、全国的にも認められてきたのだなー、と山口県民として勝手に誇らしげに思っている今日この頃です。

正直、キャラクター類にあまり興味はない私ですが、金魚ちょうちんは県民としての贔屓目を抜いても、かわいいと思っています。
赤白のめでたいカラーに、パッチリおめめ。
おどけた口の表情がなんとも萌えます。
こんな今の時代にも通用する納得のかわいさが、江戸時代に生まれた伝統工芸品とはホント素晴らしいことですよね!

さて、力説の前置きが長くなってしまいましたが、そんな金魚ちょうちんに逢いたくて、柳井市の白壁の町並みにやってきました。
昔の商家や町家が連なる町並みには、ゆらゆらと金魚ちょうちんが軒下に吊り下げられているんです。こんなかわいい歴史的価値のある通りは、ここならではでしょう!

さて、町を散策してみると、伝統の民芸品「金魚ちょうちん」が空を泳ぐさまとともに、いろんな“金魚”があちらこちらに。

消火栓やマンホール、ポスターetc.


文房具店「木阪賞文堂」さんにいたっては、お店に入れば金魚ちょうちんグッズだらけ。お土産用…と言うよりは、自分で持っていたくなるような独占欲が芽生える可愛さです。
☆木阪賞文堂について詳しくはコチラ!

木阪賞文堂の白壁本店。昔ながらの文具とともに、金魚ちょうちんをモチーフにした文具が多数並びます。

そんな風に1つ1つ、ポイントラリーのように“金魚”を探し求めて歩いていけば、ウロウロ歩き回ってもまったく疲れ知らず(ほぼ平地ですしね)。心地よいあっという間のお散歩時間でした。


お散歩のラストは、「かにが路上を横切ります 人も車もご注意を」の立て看板が気になる柳井川でひと休憩。
穏やかなせせらぎにまったり癒されていたら、川の中にモソモソ動く片手の大きいカニの姿が…!もしかしてコレが“路上を横切る”でウワサの赤手がに!??
しかし、シルエットのみしか見えないので、正体はつかめないまま…残念。

よし、次に柳井でお散歩する時には、「赤手がにに出会う散歩」をテーマにウロウロしてみよう。

掲載の内容は取材時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。


SNSでフォローする