鯨の骨を使ったラーメン「長州鯨骨らぁめん」が、ただいま県内のさまざまな店舗で提供されています。古くから鯨と深い関わりを持つ山口県ならではの一杯!新たな名物として今、大きな話題です!!
山口県飲食業生活衛生同業組合が開発した、長州鯨骨らぁめん。今年、下関に商業捕鯨船・関鯨丸が誕生したことや根強い鯨食文化など、鯨との縁が深い山口県で「鯨食を世界へ需要拡大するために何ができるか」を考えた同組合の常任理事・明徳さん。着目したのは、日本食の“ラーメン”でした。
鯨の骨で出汁をとるラーメンは鯨の個体差が激しく、安定したスープを取るのが難しかったそう。けれど2~3年の開発の末、鯨の上顎の軟骨にあたるカブラ骨で出汁をとったところ…安定したスープが完成!
今年9月4日の「くじらの日」から県内でラーメンの提供が始まり、現在18店舗で気軽に長州鯨骨らぁめんを楽しめます。同日から袋麺の販売もスタート!気軽に味わえる袋麺は県内のスーパーや道の駅で販売中です。※提供店舗数は変動する場合があります
醤油ベースのスープには、100%天然物の鯨の骨の出汁&長州黒かしわの出汁と鶏油を使用。飲み干せるほどあっさりとした味わいが特徴です。細麺の上には鯨のベーコンやさえずり(舌)をトッピングしています!
「長州鯨骨らぁめん」は、各店舗が独自の盛り付け方や見せ方をするなど、工夫を凝らして提供しています。県内の様々なお店で、山口県ならではの個性豊かな一杯を堪能して。
●スナック サルビア(宇部市) ●アミュー(宇部市)
●華虹門(周南市) ●西京げんや(山口市)
※各店舗の鯨のメニューは変更になる場合があります。また表記のメニューはトッピング(追加料金)での提供の店舗もあります。
問合せ》山口県飲食業生活衛生同業組合 事業委員長 明徳
☎090-7542-9141
※内容は月刊タウン情報トライアングル2024年12月号掲載時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。