のどかな港町では流れる時間もゆったりと感じます。
山口県のタウン情報誌トライアングルのスタッフ達が、自分達の趣味や強みを生かして記事にするコラムです。
山口県が大好きな私やまもん。WEBトライアングルでは趣味を生かして、釣りコラムを担当することになりました!普段山手に住んでいるからか、山口の透き通った海が特に好き!海に行くなら何か他に楽しみが欲しいという思いから釣りを始めて、だんだんのめりこむように(笑)。
本格的な夏も終わり、秋の気配がゆっくりと近づいてきました。
残暑の残る9月ですが、7月・8月と比べては少し気温も落ち着き、釣りがしやすくなりますね。
なにより秋に向けて釣れる魚が増えるため、気温も魚も釣りにはピッタリな時期です!
サイズが上がってきて大物も狙えるようになり、釣り人にはまたとないチャンスの季節。
堤防釣りに行くなら、魚の活性が最も上がる秋頃がおすすめです!
今回はそんな最高の季節の中、大好きな上関町でのアジングに出かけることにしました。
さてここで上関町の魅力をちょこっとだけ紹介。
山口県の南東部に位置する上関町は、瀬戸内の青い海に囲まれた人口約2,500人の小さな港町。釣りや花見、ツーリングなどで、休日には多くの人が訪れます。
また下関・中関とともに周防灘三海関に数えられる港町でもあり、旧くは朝鮮通信使や北前船の寄港地として、長州藩の施設や宿泊施設で賑わっていました。
近年では、上関海峡温泉「鳩子の湯」や道の駅「上関海峡」、2月頃には河津桜が立ち並ぶ「城山歴史公園」など、多くの方に人気の港町です。
訪れた日は土曜日。
夕まづめを狙う予定だったので少し早めに支度をして、16時過ぎごろ上関町に到着しました。
着いてすぐに“鳩子の湯”でひとっ風呂浴び、キンキンのジュースで身体を冷やしてから港へ向かいました。
ここで、今回使った道具をご紹介。
【使用したタックル(道具)】
ロッド(竿)》ティクト スラム EXR-57S-Sis
リール》SHIMANO(シマノ) ストラディック C2000S
ジグヘッド(針)》メジャークラフト(Major Craft) ジグパラヘッドなど
ワーム》ティクト ブリリアントなど
ライン(糸)》ティクト RHYME 0.4号
ここは釣りができるポイントが多いため、クルマを走らせてどこでやろうか探しましたが、どこのポイントも週末のせいか人がいました。
釣れるという話をあまり聞かない不人気スポットに到着し、まずはここでやってみることにしました。
今回は友人と2人。
友人も僕と同じくアジングでの釣行です。
早速準備をし、まずは潮の流れにのせて軽く流してみることに。
10分ほどやってみた所でごく小さいアタリがこつんとありました。恐らくメバルです。
やっぱりここはあんまり魚がいないのかな、なんて思っていると、先ほどよりも大きいアタリが。
そして…食いました!
予想よりはるかに大きい魚が(笑)。カサゴです。
スーッと手前まで来てくれたので小さいメバルだと思っていたら、まさかのナイスサイズのカサゴ。持って帰って、大好きなから揚げにしたいと思います。
根魚なので良いサイズが釣れたところで他の魚も大きいとは限りませんが、もう1時間ほど続けることにしました。
ジグヘッドを0.8gから1.2gに変更し、狙いを岸壁から少し遠い場所にチェンジ。
本命であるアジを探すため、様々な手法で誘ってみます。
周りではごくまれにですがアジが上がっていたので、常連の方々のやり方を真似しながら続けていたところ…。
何かがかかりました…!
キター!本命です!
やっときました、本命のアジ。
調子に乗った私はこの後アジを連続で5匹GETし、大満足。
そして1時間ほど同じやり方を続けていたところ、ある時何やら大きな引きが。
先ほどのかさごのよりも強くひきました。
いやいや、なんでマダイ?ワームに食いつくんだ…。
隣の男が急に少し大きめの鯛を釣り上げたことに、周りの方々もびっくりしておられました(笑)。こちらは帰って塩焼きにしたいと思います。
そんなこんなで5時間ほど釣りを行い、この日はお開きに。
釣果はアジ6匹、メバル4匹、マダイ1匹、カサゴが3匹。
あまり数は釣れませんでしたがロケーションや心地よい風を感じながら気持ちよく過ごせたので大満足の釣行でした。
大好きな上関町で過ごした趣味の時間。
夜にのんびり行う釣りの時間は何よりも幸せなひとときです。
釣り好きの皆さん、そして釣りをやってみたい皆さん、この記事をみたらぜひ出かけてみてくださいね〜!
※マナーはしっかり守って、釣りを全力で楽しみましょうね!