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【山口県ラーメン】ラーメン好きが巡る麺図鑑vol.7/下関市・めん処 大津家

ブラックらーめん(あっさり) ¥650

元和食料理人が生み出す
醤油を活かした極上ラーメン

メンガチョ!! のり

山口県の麺類掲示板メンガチョ!!の管理人のりです^^
山口県のラーメンが好き、山口県のラーメン店主が好き、山口県のラーメン店に集う人が好きです^^ 

微力ではありますが山口県のラーメンのために少しでお役に立てる事があれば、との思いで活動をしています^^

今回は下関のお店ってことで、メンガチョの常連さんで、下関にお住いのsukeさんに紹介して頂きます^^ 
ではsukeさんよろしくお願いしますm(_)m

下関のお店ってコトで今回、私sukeが書かせていただくことになりました(^^ゝ

看板メニューはブラックらーめん。名前通りの真っ黒なスープ。
でも辛さや塩っぱさは無く、醤油の芳ばしさが鼻をくすぐる一杯。
鶏ガラと豚骨を主体に丁寧に炊かれたスープはコク深く仕上げられてます♪

オススメはもちろんブラックなのですが、選べる麺(中太・細)と、選べる香味油(背脂・ネギ油)で初めての方は悩まれそう。
提案として変化球的かもですが、個人的に「豚しゃぶブラック」を推しとこうと思います(^^)

豚しゃぶブラック(こってり)¥750

豚しゃぶブラックの麺は中太、香味油は背脂チョイスで。この組み合わせが最も醍醐味を楽しめるかと思います(^^)
こってり背脂はスープだけでなく、ラーメンには珍しいトッピング“豚しゃぶ”にも効果絶大!
豚さん同士が相まって豚肉をより美味しく甘く、思わずご飯が欲しくなるほど。
背脂介した麺まで旨く、パワフル且つ一体感のある一杯に仕上がってると思います(^^)

また、ライス¥130を頼んだら是非試して欲しいのが卓上の辛子高菜。
海苔の佃煮みたいな粘度を持った高菜漬は、ご飯との相性バツグンでメチャ旨♪
下関市内には辛子高菜を置いてる店が多いですが、ご飯との相性でいえば屈指の旨さ!
テイクアウト¥380も用意されてます(^^)

最近、世間を賑わしてる(?)のが新レギュラーメニューの「熟成しょうゆらーめん」¥750。
金沢産の高級生揚げ醤油を元ダレに用いた正統派醤油ラーメンであり、洗練されたイマドキな雰囲気のある一杯は、県内外のラヲタさんがコレ目当てに来店するほど(^^)

また、春夏秋冬の季節限定メニューも人気で、春のしお、夏のつけ麺など季節で決まったものもありますが、毎年、何かしらの進化を遂げて繰り出されるのが人気の秘密。

今でこそ下関にも非トンコツ系のお店が増えましたが、大津家はそのハシリかと思います(^^)

店主の横顔

めん処 大津家の大津大将。

下関市内の和食料理店で板前をされてた大津さん。
ある日、姉妹店でラーメンの提供を始めることになり、仕込みを職場が担当することに。

ラーメンを習いに金沢市へ出向いてた総料理長から「大津、お前やれ」と御指名。
従来の和食の仕事をこなしながらのラーメンの仕込みは大変だったそうで、一時期、ラーメンが大嫌いになったほど(笑)

少しづつ仕込みが姉妹店の現場へ移って行き、ラーメンの仕事から手が離れると、労をねぎらい職場から金沢旅行のプレゼントが。
その旅先で訪れた一軒のラーメン店。総料理長がラーメンを習いに行ったお店でした。
ここのラーメンの味に感動した大津さんはそこからラーメンへの気持ちが芽生え始め、金沢で修業ののち、地元で「めん処 大津家」をオープンさせました(^^)

なんか不思議な縁ですよね。
もしも姉妹店がラーメンをしなければ。もしも大津さんの担当でなければ。もしも金沢旅行が無ければ。。。

…今でも和食料理人として腕を振るっていたかも(^^)

ライター: メンガチョ!! suke 

めん処 大津家(おおつや)

☎083-252-7665
所》下関市生野町2-30-9
営業時間》11:30〜14:30、17:30〜21:00
定休日》月曜
(月曜が祝日の場合営業・火曜休み)
駐車場》あり
Instagramfacebookあり

掲載の内容は取材時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。


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