写真は下関 長府毛利邸の様子
秋の風情溢れる歴史ある建物と紅葉のコラボ。
さらに今回は抹茶の風情も加えてご紹介してみました。
お抹茶を点てる音や香り、日本庭園を眺めながら味わう至高のひとときを。
江戸時代からあったいくつかの寺院跡地を整備した公園。
現在も「永興寺」「洞泉寺」の2寺が残っています。隣接する吉香公園とあわせて約1,000本のもみじがあり、新緑の青もみじはもちろん、紅葉の美しさには心奪われるはず。
穏やかな空気が流れる公園を、ぜひ散策してみて。
所》岩国市横山
P》あり
※錦帯橋下河原駐車場利用の場合は土日祝1日¥300
問》岩国市観光振興課
☎0827-29-5116
所》岩国市横山2-7-48
問》岩国市文化スポーツ課 ☎0827-29-5211
日程》10:00~14:00(入れ替え制)
11月は6日と27日に開催
(6日は要予約¥1,650)
※開催日はウェブ(吉香茶室お茶会スケジュール)にて確認
お茶に関する調査・研究を通して、世間に喫茶文化を広めた菅原道真公。
その功績を称え、防府天満宮境内の一角に建立されたのが「芳松庵」です。
茶室からは美しい庭園を目の前に、お抹茶とお菓子で心地よい時間を過ごせます。
離れにある茶室からの眺めは特に秀逸。
特に秋は深紅に色を付けた紅葉が、茶室全体を包み込みます。
まずは季節で変わるお菓子を一口、そしてお抹茶を口に運べば、豊かな香りと味わいがふわり。
四季で異なるお茶碗や優しく差し込む光を愛でながら、日々の喧騒を忘れる時間をどうぞ。
☎0835-22-0214
所》防府市松崎町14-1
拝観時間》9:30~16:00
定休日》なし
駐車場》200台
https://www.hofutenmangu.com/
☆Instagram(@hofutenmangu_official)、facebook、Twitterあり
毛利家や政界のお歴々御用達だった料亭「菜香亭」を移築復元した、大内文化まちづくりの拠点施設。
伊藤博文や井上馨など著名人の扁額が数多く飾られた大広間では、自分で抹茶を点てる体験ができます。
100畳もの広さの大広間で、しかも自ら点てたお抹茶は、格別の味わいになること間違いなしです。
大正15年の池泉観賞式庭園を復元した中庭もあり、秋にはモミジが真っ赤に色づきます。
2階からはハート型に見えるモミジも。
秋の紅葉も美しいお庭を眺めながら、大内氏の下で花開いた“茶の湯文化”を感じてみて。
所》山口市天花1-2-7
開》9:00〜17:00
休》火曜(祝日の場合翌平日)、12/29〜1/3
料》入場無料 ※大広間・展示室の観覧のみ高校生以上¥100、小・中学生¥50
P》65台
問》☎083-934-3312
https://saikoutei.jp
☆Instagram(@yamaguchicity_saikotei)
日本三名塔の一つ、国宝・瑠璃光寺五重塔が静かに佇む香山公園。
奥にはお寺の本堂があり、その山門の脇には一服できる茶店があります。
昭和40年の創業から変わらず参拝者の喉をうるおし、癒してきたこちらでは、お抹茶のほか、ぜんざいや自家製甘酒、あめ湯なども提供。
四季折々の姿が美しく、これからの季節は紅葉と塔のコントラストも楽しめる庭園を眺めながら、ゆっくりと甘味を味わえます。
☎083-925-1227
所》山口市香山町7-1
瑠璃光寺山門入口横
営業時間》10:00〜17:00
定休日》不定休
駐車場》香山公園駐車場利用
長府毛利家第14代当主・毛利元敏公により、明治36年に完成した邸宅で、現在は一般公開中。
武家屋敷づくりの母屋と、白壁に囲まれた日本庭園の対比が美しく、秋には35本の山もみじが彩りを添えます。
母屋では、セルフサービスの緑茶のほか、丁寧に点ててくれるお抹茶を楽しめます。
手入れが行き届いたお庭を眺めながら、元敏公と縁深いお菓子、そして豊かな香りと味わいのお抹茶をいただく…ここならではのおもてなしに、ほっと心が安らぐはず。
城下町散策の途中に、ぜひ足と心を休めに立ち寄って。
所》下関市長府惣社町4-10
開》9:00〜17:00(入場は16:40迄)
※注文は16:30迄
料》大人¥210、小人¥100
休》12/28〜1/4
P》なし(近隣有料P利用)
問》長府毛利邸 ☎083-245-8090
http://s-kanrikousha.com/mouriteitop.html
掲載の内容は取材時のものです。メニューや価格、営業時間、定休日など、最新情報と異なる場合がありますので、事前にご確認をお願いします。