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【NEWS】田村ビルズ×山口県立大学「山口大殿地区活性化プロジェクト」を進行中!!

プロジェクト発表会の様子

「異文化交流」がテーマの
シェアハウスを手掛ける

建築・リフォーム事業などで知られる株式会社田村ビルズが現在、山口県立大学の学生とともに推し進めるのは「未来に紡ぐ・山口大殿地区活性化プロジェクト~資産形成で社会貢献。あなたの投資は、あなたの資産とより良い社会を作る。~」というプロジェクトの計画です。

「未来に紡ぐ・山口大殿地区活性化プロジェクト」を担当する、株式会社田村ビルズ 不動産ファンド事業部の山下勇人さん。 ※プロジェクト発表会の様子


山口県各地でも大きな課題となっている空き家問題。これまでも株式会社田村ビルズは地域の空き家問題に真剣に向き合ってこられましたが、この度、山口県知事許可第1号として取得した不動産特定共同事業許可を活用して、 社会課題の解決、地域活性化に向けて新たな取り組みをスタートします。

田村ビルズでは、一企業の事業として単独で取り組むのではなく、“事業に共感を持つ人たちとの輪を拡げていきたい”との想いから、第1号プロジェクトは2023年4月から公立大学法人山口県立大学(山口市)とPBL事業として連携。国際文化学部2年生6名が参加し、海外留学生の住支援とともに地域交流の場となる「異文化交流」をテーマとしたシェアハウス計画を進めてきました。

なお、企業と大学が連携する「PBL事業」とは、授業の中で学生が課題を発見し、社会問題を解決していくもの。学生たちは山口市大殿地区でのフィールドワークやグループワークなどを重ね、いろんな課題や解決案などを出し合いながら協議してきました。

現在、プロジェクトはまだまだ進行中で、この6名が卒業する頃には実際にシェアハウスが完成している予定。学生たちは次の世代にバトンを渡し受け継ぎながら事業を進め、さらには地域の方々にも積極的に参加してもらうことで、地域一帯を盛り上げていきたいとのこと。
また今後も様々な社会課題の解決に向けて、「法人、個人に関わらず関係人口を増やしていきたい」と話されます。

プロジェクト発表会にて


●山口県立大学 国際学部講師
 藏田典子さん

もともと山口大殿地区の出身で、昨年Uターンをし町が変わっていたことに驚いたとか。「廃れそうな危機のある素晴らしい文化を継承できるいい機会となりました。2018年のデータによると空き家率が山口県は全国で第9位。少しでも解決して、経済的にもまわしていければ。」

●山口県立大学国際学部
 森滝 匠さん

「ゼロから考えることの難しさを知りましたが、地図に残るものを形にできたら。共同する地域の輪も深めていきたいです。今後もOBとして下の世代とかかわりをもっていきたい。」

●山口県立大学国際学部
 迫 海成さん

「山口大殿地区の魅力を広げて、観光地としても活性化してほしい。また我々が日本の文化を外国の方に伝えたり、地域の子供たちが多言語交流も出来ていければいいなと思います。」
 

またこの地域活性化プロジェクトは、より多くの方々に参加してもらいたいため、「共感投資」をキーワードに「田村ビルズ不動産クラウドファンディング」として立ち上げています。一緒に空き家からシェアハウスへの再生を実現し、持続可能な街づくりを一緒にしていきませんか。
※詳しくはこちら
 

【不動産特定共同事業とは】

不動産特定共同事業最大の特徴は、不動産を小口化商品として販売できること。一人あたりの出資額は少額から可能になり、売買・賃貸などを運用することで、その収益を投資家に分配されます。
今回のプロジェクトでは、不動産特定共同事業の許可をもって広く市民の方々に「共感投資」をしてもらうことにより、持続可能な街づくりの一助を目指します。

株式会社田村ビルズ

https://tamura-builds.co.jp/
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掲載の内容は取材時のものです。最新情報はご確認をお願いします。


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