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【山口県登山】やっさんぽ特別編

僕なりの低山・
里山登山の楽しみ方

やっさん

周南市のライフスタイルショップ「BEANS」の店長やっさんです。
お店では、服・アウトドア用品・登山用品・スノーボード等を取り扱っていますが、今回は山の事についてクローズアップして発信できる機会を与えていただきました。
このコラムを読んで、興味を持っていただける方が増えたら嬉しいです。
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今まで県内の山をピックアップしてご紹介してきましたが、今回は山口県内のほぼすべての山に当てはまる「低山・里山」の僕なりの楽しみ方についてご紹介します。

低山とは標高1000メートル以内の山、里山とは人の暮らす地域からほど近い山の事を呼び、昔から地域の生活に根付いているのが特徴です。なので山には歴史を残す史跡や神社や祠なども多く残ります。


そういうものを見ながらその地域の歴史や暮らしを感じられるのも里山登山の醍醐味。またその成り立ちからか、登山道は地域の方々によって整備されていて、途中や山頂からはその地域を見降ろせるような展望の良いスポットがあることも多いです。
 
 

低山里山の親しみやすいところは比較的短時間でも楽しめるところ。4~5時間あれば十分楽しめる山が多いです。ゆっくりと森林浴しながら歩き、山頂を目指すだけでも十分ですが、せっかくなのでその道中をのんびりと楽しめると、さらに山の魅力を感じられると思います。


僕は写真を撮るという行為が好きなので、山にもカメラを持っていくことが多いです。スマートフォンでも十分ですが、自分なりのセッティングで撮ることが出来るカメラだと、より「撮る」ということが楽しめます。

また写真を撮るということで、普段なら気付かない景色や対象物に出会えることも多いです。写真を撮っている間は足も止まるので必然的に休憩もとれて疲れにくくもなります。
 
 

そして割と多くの方が楽しまれてるのが植物。山にはその地域ではそこにしか咲かない花や植物があることも多く、丁度良い身頃の時期などは多くの登山者さんが訪れています。僕は植物にはちょっと疎い方なのですが、それでも印象に残る花などは今までに多く見てきました。詳しい方と一緒だとより知識も深まり楽しめるのではないでしょうか。
 
 

山にいると鳥の声に癒されます。声が聞こえるとつい姿を探してしますのですが、なかなか声の主は姿をみせてくれません。それでもじっとしているとそのうち野鳥の姿を確認できることがあります。慣れてくると見つけやすい鳥、珍しい鳥というのが分かってくるのですが、これが意外と楽しかったりします。里山などでは登山口の案内板などで、その山で見られる野鳥の紹介をしてくれてる山も多いです。
 
 

そして疲れてきたり、展望の良い場所を見つけた時等、そこで腰を下ろしてのんびりと過ごすということ。コーヒーを淹れたり、山での食事に拘ってみたりするのも楽しめます。特に拘らなくても山で食べるカップラーメンは格別だという声は多く聞きます。
 
 

過ごし方は様々だと思います。風景画を描いてる方を見かけたこともあります。同じ場所でも季節によって山の雰囲気は全く異なるので、春夏秋冬で訪れてみるのも新たな発見が出来ると思います。

山頂を目指さなくても、お気に入りのスポットでのんびり過ごして帰ってくるだけでも十分です。登山って、山頂について帰ってくるという満足感だけではなく、道中をいかに楽しむかがポイントだと思います。

ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
今回の内容をYoutubeでも公開しています。よろしければ併せてご覧ください。

掲載の内容は2024年5月時のものです。おでかけ前に最新情報のご確認をお願いします。


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